なべよこ観察隊「鍋横物語ー見たい 聞きたい 記録したい」中野区・鍋屋横丁

なべよこ観察隊は、鍋横地域協議会の課題別部会である地域センター部会の中の専門部として活動しています。メンバーの多くは青少年の育成活動、町会、PTAなどの地域活動を通して、この活動に興味をもった人たちです。日常の生活の中で、目についた地域の様子、興味を感じたまちの様子をそれぞれ出し合い、実際にまちを歩いて観察しました。

第2章【2】道標のミステリー

第2章【2】(3)文字の解読

1世紀頃から漢字が伝えられましたが、日本語と構造上の違いなどから、その用い方にいろいろの工夫がされたり、日本文を現すのに漢字だけでは対応できないため、漢字を仮名に簡略化して用いるようになりました。その過程で原字からは想像もできない平仮名を…

第2章【2】(1)道標の裏に「鍋屋」の証し!

道標の裏に「鍋屋」の証し 鍋屋横丁の由来は江戸時代中期から明治時代初めにかけて、ひときわ繁盛した茶店の名前「鍋屋」からきています。鍋屋は美味しい草餅と美しい梅林が有名で、妙法寺へ参詣する人々の楽しみだったそうです。現在、鍋屋の名残は地名以外…

第2章【2】(扉)道標のミステリー

地図 かつてこの辺りが妙法寺の参詣道だったことを示す道標が2ヵ所にあります。(地図参照) ①は、明治11年(1878年)に建立され、②は、享保3年(1718年)に建立されています。そこに刻まれている文字を解釈してみました。