2019-01-28 第1章【2】(扉)道の変化とまち 第1章【2】道の変化とまち 地域を通る大きな道路というと、青梅街道、中野通り、三味線橋通り、消防署通りがまず思い浮かびます。いずれも車の交通量が多く、バスの路線にもなっています。 ところが、少し昔の地図には中野通りにあたる道は辿(たど)れません。 一方、道幅も狭く、人の往来で賑わった往時をしのぶよすがもなく静まりかえっている道、鎌倉街道のようにどこにあったか諸説紛々(ふんぷん)という道もあります。まちの変化につれて道も変わり、また道の発達がまちを興したり、さびれさせてしまうことを思わされます。