なべよこ観察隊「鍋横物語ー見たい 聞きたい 記録したい」中野区・鍋屋横丁

なべよこ観察隊は、鍋横地域協議会の課題別部会である地域センター部会の中の専門部として活動しています。メンバーの多くは青少年の育成活動、町会、PTAなどの地域活動を通して、この活動に興味をもった人たちです。日常の生活の中で、目についた地域の様子、興味を感じたまちの様子をそれぞれ出し合い、実際にまちを歩いて観察しました。

第1章【2】(5)交通機関

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後ろに西町天神の大いちょうが見えます

 

 鍋横地域の足の便のよさは格別、地下鉄丸の内線をはじめ、都や京王のバスで合計7つのルートがあり、まさに四通八達の交通機関に恵まれています。渋63、宿45、中82、中81、中71、王78、宿91などのバスルートを下の地図で辿ってみてください。

 乗合自動車(路線バス)が中野区内を走ったのは大正8年から。堀之内線(新宿一堀之内)と東中野線(新宿―東中野)が青梅街道を走っていました。その後、7つの会社の路線ができ、昭和14年には16路線ありました。

 そのうち鍋横地域を通った路線に、荻窪-青梅街道-新宿-茅場町荻窪-青梅街道-新宿-築地、堀之内-青梅街道-東京駅-洲崎、中野駅-追分-鍋横-十貫坂上-和田本町-救世軍-大宮八幡、中野駅-鍋横-幡ケ谷-渋谷などがありました。市内電車が新宿一荻窪間を走っていました。

(「中野区史」「地域教材ニュースN0.28平成4年2月15日号」参照)

 

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