なべよこ観察隊「鍋横物語ー見たい 聞きたい 記録したい」中野区・鍋屋横丁

なべよこ観察隊は、鍋横地域協議会の課題別部会である地域センター部会の中の専門部として活動しています。メンバーの多くは青少年の育成活動、町会、PTAなどの地域活動を通して、この活動に興味をもった人たちです。日常の生活の中で、目についた地域の様子、興味を感じたまちの様子をそれぞれ出し合い、実際にまちを歩いて観察しました。

第1章【6】(4)ちからさん(本町4-13)市川啓一・談

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 昭和何年頃か定かではありませんが、父が庭で白蛇を見つけました。

 行者さんに聞いたところ「あなたに祀ってもらいたいので現れたのだろう」と言われ、昭和18年6月26日にご神体を白蛇としてお祀りしました。

 戦火でこの辺一一帯が庭木まで全て消失した時に、この社だけが焼け残ったのを不思議な光景として覚えています。力になってもらえるようにちからさんと呼んでいます。

 今でも年に一度、神主さんにお祀りしていただいています。