なべよこ観察隊「鍋横物語ー見たい 聞きたい 記録したい」中野区・鍋屋横丁

なべよこ観察隊は、鍋横地域協議会の課題別部会である地域センター部会の中の専門部として活動しています。メンバーの多くは青少年の育成活動、町会、PTAなどの地域活動を通して、この活動に興味をもった人たちです。日常の生活の中で、目についた地域の様子、興味を感じたまちの様子をそれぞれ出し合い、実際にまちを歩いて観察しました。

第1章【6】(14)五福稲荷(本町6-29)

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 妙法寺とは縁が深い稲荷宮で、五穀(米・麦・粟・きび・豆)やあらゆる食物、蚕桑を司る神である農業神を祀ってあるそうです。

 名前の由来は、旧中野区本町通り5丁目2番地9(5丁目29番地)の地番にあった時期、その地番をそのまま「五・二・九」いわゆる「ゴ・フ・ク」と読み「五福稲荷」という字が当てられました。

 昭和60年5月、土地区画整理等の要請があり、稲荷宮の移転が必要となりましたが、ビルの所有者の好意により、現在地を稲荷宮境内として寄進され、地元有志と共に新宮が建立されました。