2019-02-10 第2章【2】(1)道標の裏に「鍋屋」の証し! 第2章【2】道標のミステリー 道標の裏に「鍋屋」の証し 鍋屋横丁の由来は江戸時代中期から明治時代初めにかけて、ひときわ繁盛した茶店の名前「鍋屋」からきています。鍋屋は美味しい草餅と美しい梅林が有名で、妙法寺へ参詣する人々の楽しみだったそうです。現在、鍋屋の名残は地名以外このまちのどこにも見当たりません。 しかし、一ヵ所ありました! ①道標の正面には南無妙法蓮華経と花押かおう/側面には是れより堀之内江十八丁十間(約1982m)と刻まれています。裏側には寄進者の名が刻まれていて、その中に當所角とうしょかど鍋屋とあります。