第2章【5】(4)夏は蛍が・・・ 語り部:唐沢政次郎(明治33年生)
蛍なんていたもなにも夏になると田んぼのうえにザーッとでしたよ。さかんに蛍とってね。学年で6年と5年かな。籠に蛍を入れて、二重橋までもっていって放したんですよ。毎年、行事だったんです、あたしの小学校時分のね。本郷小の記章も蛍でしょ。
蛍なんていたもなにも夏になると田んぼのうえにザーッとでしたよ。さかんに蛍とってね。学年で6年と5年かな。籠に蛍を入れて、二重橋までもっていって放したんですよ。毎年、行事だったんです、あたしの小学校時分のね。本郷小の記章も蛍でしょ。