なべよこ観察隊「鍋横物語ー見たい 聞きたい 記録したい」中野区・鍋屋横丁

なべよこ観察隊は、鍋横地域協議会の課題別部会である地域センター部会の中の専門部として活動しています。メンバーの多くは青少年の育成活動、町会、PTAなどの地域活動を通して、この活動に興味をもった人たちです。日常の生活の中で、目についた地域の様子、興味を感じたまちの様子をそれぞれ出し合い、実際にまちを歩いて観察しました。

第3章【1】(4)近道は路地を抜けて 語り部:西田ヨシ子(大正11年生)

語り部:西田ヨシ子(大正11年生)

語り部:西田ヨシ子(大正11年生)

 生まれてから現在まで鍋横以外に住んだことがないのです。現自宅の前が実家で、遠縁に当たる主人と結婚し、戦前は西町1番地(現本町4-38)に住んでいました。

 昔のまちは敷地の周りをブロック塀などで囲んでなく、家と家の間に細い路地がたくさんありました。よく利用したのは図のような所にあった路地です。

 路地もいつの間にかなくなり、高層マンションも建ち並び、周りもすっかり変わってしまいましたが、生まれた時から変わらずにある西片邸の横を通るとホットします。

 

地図

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