第1章【5】時の流れを見つめて
中野消防署 旧消防署通りの街路灯 宮の台児童館
以前の町の名前(現在の住居表示) 中野区のまちの区画や地番は、農村から都市へと発展してきた歴史的事情を反映して、境界が不明確であったり、欠番のある地番や飛び番があって極めて複雑でした。 そこで、昭和29年から町名地番整理のための調査や研究が行…
この辺は戦災を免れました 周囲はビルになりました。この辺は昭和6年に建てられました。 建前中に震災に遭い、その後建築したので70年になります。 100年以上になります。種屋から酒屋を経て現在は店を閉めています 昭和26年に取り付けた直径1.5mの看板「富…
大正末期の鍋横界隈地図によると、質屋の土蔵であったと思われます。 今は、東京文化学園の電気室となっています 東京文化学園にある蔵 質蔵として昭和3年に建てて、戦災を免れたので現在もつかっています 天井裏に明治41年7月11日棟上げの記録があります 昭…
江戸時代から続く甘藷問屋「尾張屋」は、江戸末期から明治初期の面影を現在に残す商家です。 五代目当主 寺田留次郎・談 昭和20年、強制疎開により店の家具や大黒柱など(※)郷里の埼玉県朝霞市に移動し、戦後この地に立て直して以来、現在まで使用していま…
本町4丁目の西片邸は、地域でもめずらしい洋館です。 西片秋子・談 大正10年に日本の薬学隆士を夫に持つドイツ人・高橋ルイゼさんがこの洋館を建て、住んでいましたが、義父(朝三)がルイゼさんからこの家を買い取りました。 建築後70年以上たっていますが…
時の流れを見つめて