②の道標には正面に南無妙法蓮華経/左側面には是より右“りの内 ”と書かれ、右側面には妙法寺江十八六丁半と刻まれています。
これを「十八丁六間半」(約1974m)と読むと、①の道標との差は3.5間(約6m)となります。
しかし、現在の①と②の距離は200mあります。そこで、この距離差を次のように推理してみました。
ひとつは、②の道標は太田蜀山人(しょくさんじん)の『堀之内妙法寺記』の青梅街道に描かている道標ではないか。
二つ目説は、「堀之内江」が参道の入り口までの距離。「妙法寺江」が山門までの距離と考えてみました。