なべよこ観察隊「鍋横物語ー見たい 聞きたい 記録したい」中野区・鍋屋横丁

なべよこ観察隊は、鍋横地域協議会の課題別部会である地域センター部会の中の専門部として活動しています。メンバーの多くは青少年の育成活動、町会、PTAなどの地域活動を通して、この活動に興味をもった人たちです。日常の生活の中で、目についた地域の様子、興味を感じたまちの様子をそれぞれ出し合い、実際にまちを歩いて観察しました。

第3章【8】(6)へび山

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へび山

 現在はビル(本町5-33)になりましたが、かつてこの辺りは子どもたちの間で「へび山」と呼ばれ子どもたちの格好の遊び場でした。小高い山のようになっていて一方が崖になっていました。 

  • 小学校1・2年生の頃、「他人の敷地だから遊んでいると怒られるよ」とか「危険だから」と親から注意されていましたが、内緒で崖を滑り降りたりして友達と遊んでいました。スリルがあり楽しかったです。(談 昭和41年生 女性)
  •  高校の夏休みの宿題で、地域の地層について調べるというのがあり、へび山の崖が断層になっているのを思い出し、知らべた事があります。(談 昭和48年生 男性)
  • 赤土は土砂崩れしないので戦時中に防空壕として使われていたのを見たことがある。へび山がその赤土だったと思います。(談 昭和19年生 女性)