2020-05-12 第3章【8】(1)そろばん(算盤) 第3章【8】懐かしくありませんか? (資料提供 小林賢一郎氏) 中国読みの「スアンバン」がそろばんの語源と言われます。玉の動きで加減乗除をする計算器具で古くは紀元前4000年頃、古代エジプトで使われていましたが、玉を軸にさして動かす方式は中国で開発され、明の時代に日本に伝わりました。 商業の発達と共に江戸時代には「読み書きそろばん」と言われ庶民必修のものとなっていきました。上(天)2、下5玉(写真上)のものから明治時代に上(天)(写真下)に改良され戦前小学校で教えるようになった際、現在普及している4つ玉になりました。 (講談社「百科事典」より)